2月20日にロッテと楽天が練習試合を行いました。その際にロッテの本前投手が緊急降板をして、ファンからは心配の声が多く上がっています。
本前投手の状態に関してはまだ公表されていませんが、今シーズンは絶望の可能性が出てしまっている状況です。
今回は本前投手のケガがどのようなものかを解説します。
【動画】本前投手のケガの瞬間
本前投手がケガをした瞬間になります。
本前投手のケガは脱臼か靭帯の断裂
この動画からは本前投手は脱臼か靭帯の断裂だろうという声が多く上がっています。ただ、現地で観戦した方にはブチっという音が聞こえたという情報もあります。
このブチっという音から靭帯断裂の可能性が高いのではという声もあります。また、投球後に力の抜けた感じと肩を押さえていることから脱臼や投球骨折ではという声も上がっています。
木下投手と同じようなケガの状況で脱臼が濃厚
今回の本前投手ですが、過去に同じような状況に陥った投手がいました。それが中日の木下投手でした。木下投手のケガの瞬間はこちらになります。
このように本前投手と木下投手は似たような感じでマウンドで倒れ込みました。木下投手は後日脱臼という診断になり、戦線離脱しました。
この同じような状況から本前投手は脱臼の可能性が高いです。
脱臼の場合は復帰まで平均9.6ヶ月
本前投手が脱臼だった場合は今シーズンでの復活は絶望となります。脱臼した場合の選手復帰の文献から9.6ヶ月で復帰ができる可能性があると言われているため、今シーズンは絶望的でしょう。
また復帰できない可能性もあるため、ファンからはリハビリになっても慎重になってという声も上がっていました。
ケガの原因は変則的な日程か
今回のケガは変則的に行われた日程によるものだという声も多いです。
プロの世界とはいえ、変則的な日程だと、選手の負荷が大きくなるのは間違いありません。今後はこのような選手生命に関わるようなことが起きないように、日程を調整していくのが球団側の課題になりそうです。
【追記】上腕骨螺旋骨折と診断
2月20日緊急降板した本前投手ですが、診断結果は上腕骨螺旋骨折でした。これは選手生命に関わる大ケガになり、長期離脱が確定してしまいました。
【追記】復帰できるようになるまでは最低でも6ヶ月
ロッテの吉井監督は本前投手の復帰時期に関しては明言していません。しかし調べたところ、最低でも6ヶ月は治療が必要になることが判明しました。
【引用元:medicalnote】
復帰と言っても投球動作ができるよになるまでが6ヶ月ということになります。つまり、実践レベルで投げられるようになるまではもっとかかることになります。
骨が螺旋状に骨折しているため、まずは骨を元の位置に戻してからくっつけることになるため、相当期間がかかるようです。
【追記】骨折の原因は力任せのフォーム
今回の本前投手が上腕骨螺旋骨折に陥ってしまった原因は主に投球フォームにあるということが判明しました。
今回の骨折は疲労などは特に因果関係がなく、一部で囁かれていた変則的な日程が原因ではありませんでした。
この上腕骨螺旋骨折は適度なアップをしていないことや、無理な投球フォームが原因で起こるものと言われています。
なので、本前投手のフォームかアップに問題があった可能性があります。この骨折に関してはよく、草野球や独立リーグで起こるようです。
なので、ロッテのフォーム改善の指導などの見直しが課題になってきます。
【追記】現状として復帰した選手がいない
本前投手と同じように上腕骨螺旋骨折した方が復帰した事例があるのか確認しました。結果ですが、現状としてはありませんでした。
過去に全く同じ事例がないため、復帰した選手がいないという結果でした。
【追記】似たようなケガで復帰を目指している岡田選手
似たようなケガで戦線離脱した選手がいました。中日の岡田選手になります。この選手はマウンドでバランスを崩し、右大腿骨骨折という診断結果を受けています。部位は本前投手とは違いますが、同じ骨折という診断を受けています。
この岡田選手は昨年の2023年2月22日の楽天との練習試合でケガをしてしまいました。今でも復帰に向けて練習を積んでいる状況です。
練習には参加できるようになり、現在では育成枠で契約更改しています。そのため、まだまだ現役で頑張っています。
このことから、本前投手も同じようにじっくりと1年かけてリハビリを行い、復帰に向けて進んでいくと噂されています。
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