【まとめ】水原一平の犯行手口が判明!70歳まで刑務所生活で人生詰み

4月11日に水原一平さんの犯行手口が、米国の連邦捜査局から発表されました。今回の犯行手口が短期間で計画されたものではなく、長年計画されたものだった事が判明しました。

この一連の計画犯行や大谷翔平さんの被害総額について詳しく年表等でまとめました。

被害総額は1600万ドル以上

連邦当局の発表からされたものだと、1600万ドル以上を盗んだそうです。この金額が日本円で24億円以上になります。

また、この金額は大谷翔平さんから2年間にも及ぶ期間で盗んだ総額とも報告が上がっています。犯行は2021年10月から始まり、2024年まで行われました。

水原一平が犯行に至るまでの年表

水原一平さんが犯行に至るまでを年表でまとめました。

・2021年9月 マシュー・ボウヤーとサンティエゴのポーカーゲームで出会う
・2021年10月 違法賭博運営から催促されるようになる
・2022年1月 アカウントを再度ログインできる状態にできるか連絡する
・2022年2月 負けても多くの資金を注ぎ込み始める
・2022年3月 上限額を引き下げて欲しい旨をボウヤーへ伝える
・2022年5月 ボウヤーは上限引下げはせず、上げ続けた
・2022年11月 支払いが滞っていることが心配ないことをボウヤーに連絡する
・2022年12月 ボウヤーが見切りをつけ突き放し始める
・2023年5月 ボウヤーが返済能力があるか確認する
・2023年6月 ボウヤーに対してチャンスをもらえないか連絡する
負債額が4070万ドルになっていることも判明する
・2023年11月 ボウヤーが送金が全くなくなり、大谷と話すと言い始める
・2023年12月 ボウヤーが連絡をくれといい水原一平が濁しながら答える
・2024年1月~3月 大谷翔平の口座に着手し始める
このような時系列になっており、多くの出来事がありました。また、水原一平さんはこの約2年間の間で、1日25回前後賭けていました。
1回あたりの賭けた金額は10ドルから16万ドルの範囲でかけていました。通算で1万9000回賭けていたことも判明しました。
この一連の出来事を年度毎に詳しく解説していきます。

【2021年】水原一平が催促される

2021年9月 マシュー・ボウヤーとサンティエゴのポーカーゲームで出会う
2021年10月 違法賭博運営から催促されるようになる

2021年9月に違法賭博経営者のボウヤーとポーカーゲームで出会ったことがわかりました。そこでのメッセージでのやり取りも公表されています。

サッカーをいじっていただけです。24 時間年中無休で試合があります (笑)。UCLA を受けたのですが、完全に負けました!!!」

これはブックメーカ2というマシュー・ボウヤーが運営している、違法賭博サイトに登録した後に送った内容です。

同日には、出金、支払いについても質問をしていました。

出金と支払いはどのように機能しますか?

 

週が終わる日曜日の夜に、彼は支払いと回収を行います。
あなたが上がっていても下がっていても、日曜日の夜に支払うか受け取るか、 先週あなたはダウンしていましたが、彼はそれでOKだったのでロールしました。
決済数字を用意すると言っています。いずれかの方法で決済したい数字を選択することを意味します。

このようなやり取りを行なっていました。日曜日に支払いや回収が行われることを周知しており、これに対して承諾をしていたそうです。

 

決済金額分を用意して、どのように決済するか決めておいてください。このようなやり取りがありました。

10月27日には違法賭博運営からメッセージが送られてきました。

[ボウヤー]はあなたに連絡を取るよう私に頼んだ…
彼はあなたのプレーを見て、明日までに決着をつけたいと考えている。
私はあなたか彼のランナーに会える。水原は、「今アナハイムに戻っているんですが、(ボウヤーに)クレジットカードかデビットカードで支払う方法はありますか?…
彼の銀行口座に送金できます。彼がどの銀行を使っているか知っていますか?

このように決済資金の支払いと支払い方法をどうするのかのメッセージを送り催促をしていました。この内容を受けて、水原一平さんは相当ストレスをかけていたようです。

 

その証拠として、違法賭博運営へメッセージを送っています。

考えられるほぼすべてのオプションを試したが、どれもうまくいかなかった…
これは非常にストレスだ。

 

このように、銀行などに上限額の相談等を行なっていましたが、問題が解決せず、苦労していたようです。

 

ただ、翌日にはまた水原一平さんがメッセージを送っています。

40,000 を送信できる。

 

このように支払いが出来る見込みが見つかったと報告をしていました。

 

【2022年】ギャンブラーの血が騒ぎお金を大量に使い込む

2022年1月 アカウントを再度ログインできる状態にできるか連絡する
2022年2月 負けても多くの資金を注ぎ込み始める
2022年3月 上限額を引き下げて欲しい旨をボウヤーへ伝える
2022年5月 ボウヤーは上限引下げはせず、上げ続けた
2022年11月 支払いが滞っていることが心配ないことをボウヤーに連絡する
2022年12月 ボウヤーが見切りをつけ突き放し始める
2022年1月に水原一平さんは違法賭博運営者と連絡を取り合っていました。

アカウントをリロードできるか? すべて失ってしまった。

ボウヤー はあなたに 50,000 をぶつけました。

F〇〇K 全部失ってしまった(笑) . . .
ボウヤーに5万ドルぶつけてもいいか聞いてもらえますか?
もし負けたら、しばらくはそれが最後になります。

このように、送金したお金を注ぎ込んでしまい、再度アカウントを使用できるようにしてほしい事、5万ドルで賭けたいことを依頼する旨のやり取りをしていました。 

2022年2月には送金したことを違法賭博の運営に送っていることも明かされました。

残りの 100,000 を既に失ってしまったので、今日もう一度 300,000 を送金しました。

 

このやり取りでわかる通り、負けたらその分また注ぎ込んでいました。これにはさすがに多くの人からも批判の声が相次ぎました。

2022年3月には、水原一平さんは我に返ったのか、上限額を下げてほしいということをメッセージで送っています。

30万ドルから10万ドルに減額するようできないか?
「30万ドルでは無謀すぎる」

ただ、このメッセージを受け取ったボウヤーは100万ドル以上の借金を負っている事を知っているにもかかわらず、ボウヤーは水原一平さんの賭け限度額を継続的に引き上げました。

2022年11月には、水原一平さんは自分がスポーツ賭博に向いていない事を伝えましたが、懲りずに賭ける旨を送っています。

私はこのスポーツ賭博が苦手なんですよね? (笑) . . .
また私にぶつかる可能性はありますか??
ご存知のように、私がお金を払っていないことを心配する必要はありません!!

 

このように、スポーツ賭博で負けていることもわかります。もう一点注目すべきところは、お金を払っていないという点です。

これにはボウヤーも不安があるようで、2022年12月にはあきれたメッセージのやり取りが行われました。

最後に200回殴ってもらえませんか?アメリカに戻ったら返済する前に、これが最後のお願いになると母に誓います。何度もお願いしてごめんなさい。 。

 

もう終わりだ。メリークリスマス

さすがのボウヤーももう見切りをつけ、突き放したやり取りになっていることがわかります。

【2023年】水原一平の負債額が億を超えた

・2023年5月 ボウヤーが返済能力があるか確認する
・2023年6月 ボウヤーに対してチャンスをもらえないか連絡する
負債額が4070万ドルになっていることも判明する
・2023年11月 ボウヤーが送金が全くなくなり、大谷と話すと言い始める
・2023年12月 ボウヤーが連絡をくれといい水原一平が濁しながら答える
2023年5月は、ボウヤーが痺れを切らし、そろそろ返金してほしい旨を水原一平さんに連絡していたことが判明しました。

あなたがひどい状況にあることは知っています。
あなたにぶつけても構いません。6 月 1 日に少なくとも 200 万送金できるか確認したいだけです。

200万ドルを送金して欲しいというのもすごい額なのがわかります。この200万ドルは日本円で3億円になり大金になります。

2023年6月には、水原一平さんはボウヤーにチャンスを欲していることも明らかになっています。

た尻を蹴られてしまった(笑)…最後のバンプを手に入れるチャンスはある?もし負けたら、しばらくはこれが最後になるだろう…」

わかりました。私はただ、パートナーが期待していることを理解できるように、パートナーとコミュニケーションをとりたいだけなのです。毎週最低 500 通は送信すると保証できれば、私はあなたの希望に何でも応じることができます。
それは絶対に必要なことです。

 

問題があるんですけど(笑)。
最後の最後の最後のチャンスを1つもらえますか?
これは本物です。…最後の1つは本物です。

 

完了しました。私も同じ問題を抱えています。
正直に言うと、イッピー (水原一平さんのこと)、毎週月曜日に 500 を保証してくれる限り、好きなだけあげます。
あなたがそれに適していることはわかっているから、またパートナーと一緒に片づける必要があり、それが私が以前に質問した理由の1つです。

このようにチャンスがもらえないかやり取りがあります。その中でも、イッピーと呼び合う程の親密な関係であることもわかります。そして、多く貸付をしていますが、近くにスーパースターの大谷翔平さんがいるので、返済も問題ないよと言っているのもわかります。

しかし、この時にはもうものすごい額の賭博のやり取りが行われていたようです。賭博のやり取りはスプレッドシートで行われており、収支として4070万ドルがマイナスになっていたようです。

ブックメーカーのスプレッドシートに反映されている水原の口座「35966」の賭け金には、勝ちの賭け金の総額が約1億4,200万ドル、負けた賭け金の総額が約1億8,300万ドルを反映しており、合計約4,070万ドルのマイナス残高が残っていると証言した。
【引用元:ESPN】

2023年11月には、ボウヤーが大谷翔平さんに接触しようとしていることを水原一平さんに連絡していました。

やあイッピー、金曜日の2時だ。
なぜ電話を返してくれないのか分からない。私はここニューポートビーチにいるが、オオタニは犬の散歩中です。
私が行って彼と話し、応答がないのでどうやって連絡できるか尋ねます。すぐに電話をかけ直してください。

水原一平さんは電話にでず、無視をしていたそうです。しかし大谷翔平さんに言ってしまうとマズイと思い、2日後にボウヤーへ返信しました。

正直に言うと、私はここ数年仮想通貨で大金を失い、スポーツでも明らかに大打撃を受けました。…
ただ聞きたかったのですが、金額を決める方法はありますか? 私はすでにサイトであまりにも多くを失いました…もちろん、それが私のせいであることはわかっています。

このように仮想通貨にも手を出していたようで、そこでも大金を失っていたようです。2023年の12月にはさすがのボウヤーも限界を迎えてしまい。、厳しい言葉を水原一平さんに言っています。

忙しいのは分かっているけど、敬意を示す必要がある。ここで首を突っ込んでる。今夜までに電話して。何時でも、どれだけ遅くても気にしない。

厳しい言葉を言っていますが、若干の優しさがある言い方をしていました。これに対して水原一平さんはすぐに返信していました。

本当にごめんなさい…君を軽視するつもりはまったくないのですが、約束します…ただ超超超多忙だっただけで…あと、他にも問題があるのですが…」

水原一平さんは言葉を濁しながら返信して、なんとか逃れようとしていました。

【2024年】大谷翔平の口座に手を出し始める

2024年1月~3月 大谷翔平の口座に着手し始める
2024年に入ってからは、水原一平さんはボウヤーから追われ続け、後がなくなりいよいよ大谷翔平さんの口座に手をつけてしまいます。
2024年1月から3月で32万5000ドルを着手し「ジェイ・ミン」という偽名を使い、ドジャースのクラブハウスにベースボールカードを買い付けて送付するようにしていました。

水原一平さんはベースボールカードは、「ヨギ・ベラ」「フアン・ソト」「オオタニ」のカードを含む記念品を転売目的で購入していました。

そして、2024年3月20日に大谷翔平さんの口座からボウヤーの口座へ送金され、全てが判明したという流れになります。

水原一平は最高で30年の懲役か100万ドルの罰金

水原一平さんは連邦捜査局から逮捕し、現在は告訴しています。罪状としては「銀行詐欺容疑」になります。

一部報道では禁錮刑などと報道がありますが、それはありません。というのも、調べたところ連邦量刑ガイドラインというものがあり、そこにどのくらいの刑量になるか記載がありました。

今回のケースだと、最高100万ドルの罰金または最高30年の懲役が科せられる可能性がある。ということが判明しました。

仮にこれが100万ドルの罰金だとした場合、1億5000万円の罰金になりかなり罪が重くなります。

銀行詐欺罪は重くて重大な犯罪

今回の銀行詐欺での告訴ですが、内容がかなりひどいものになります。内容は賭博で勝った時は自分の口座に入金し、資金を入れるときは大谷翔平さんの口座から入れるというものです。

金融顧問や会計士を騙し、銀行も大谷翔平と偽り送金の許可を得たことが問題になっています。これには多くの人から批判が集まっています。

司法取引で刑量を軽くする

今回の容疑はかなり重く、このままいくと水原一平さんは30年刑務所で過ごすか、1億円以上の罰金になります。

そこで出たのが、司法取引になります。この司法取引はマシュー・ボウヤーがマネーロンダリングの疑いがあり、そこの捜査協力を水原一平さんが行えば刑量が軽くなります。

ESPNは10日、水原氏との関係が疑われるカリフォルニア州のブックメーカー(賭け業者)、マシュー・ボウヤー氏が大規模なマネーロンダリング(資金洗浄)と違法賭博に関与した疑いで捜査を受けているとも伝えた。

【引用元:読売新聞】

 

 

 

 

 

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