あなたは応急処置のライスをご存知ですか?
ご飯ではないですよ。これは頭文字をとった応急処置の方法になります。これを知っているか知らないかで、ケガの具合が変わってきます。知らない方はこの記事でライスについてまとめした。
私の実体験をもとに作っているのでチェックしていきましょう。
ケガをしたらまずはライスをする
トレーニングをしているとケガと隣り合わせですよね。どうしても負荷が強いトレーニングが続いてしまうと疲労が抜けずケガをしてしまうことがありますよね。そんな時にはしっかりとライス療法をして応急処置をしましょう。
このライス療法は頭文字をとったものです。このライス療法はそれぞれどういうものか解説していきます。
Rest(レスト)をする
まずはライスのR、Rest(レスト)についてです。このレストは名前の通り安静にすることです。ケガの直後に安静にせず動かしてしまうとさらにケガが悪化してしまう恐れがあります。
悪化だけであればまだ良いかもしれません。肉離れの場合は筋肉同士が離れてしまっているので内出血の状態にもなっています。その状態で動かすとさらに出血してしまい、最悪の場合は切断にもなってしまう可能性も十分にあります。
なのでまずはケガが悪化しないように安静にしましょう。
Icing(アイシング)をする
次はIcing(アイシング)をすることについてです。ケガをしてしまったらまずはアイシングをして患部を冷やしましょう。ケガをすると患部は熱がこもってしまい炎症がしやすくなってしまいます。
なので氷のうやビニール袋に氷水を入れて患部を冷やしましょう。冷やす時も最初は冷たいと感じると思います。それでも我慢して感覚が無くなるくらいまで冷やすようにしましょう。
私の時は大きいバケツに氷をたくさん入れて水も入れてキンキンに冷えた氷水に足を突っ込んで悶絶しながらアイシングをしていたことがあります。これも忍耐のトレーニングと思っていながらやっていたことが懐かしく感じます。
ぜひ真似できたらしてみてください。
Compression(コンプレッション)をする
次はCompression(コンプレッション)についてです。このコンプレッションは患部を圧迫するという方法です。なぜ圧迫するのか理由はもちろんあります。
まずは先ほど説明した内出血や患部の腫れを最小限で抑えるためです。ケガをした患部はそのまま安静にしたままだと内出血で血がダラダラと流れてしまったり、腫れや炎症が大きくなってしまいます。なのでレストの安静にする時にプラスで圧迫しましょう。
圧迫をすれば内出血や炎症も最小限で抑えて大事に至らないで済むようになりやすいです。もちろんこの圧迫で患部の色が変わってきたり、痛みが出てきてしまったなどが起きてきたらすぐに緩めてください。
あくまでも圧迫できる時にして安静にする。これがベストなので、できる時はしっかりと行い、厳しいと思ったら無理はしないで控えましょう。
Elevation(エレベーション)をする
最後はElevation(エレベーション)についてです。このエレベーションは患部を心臓よりも高い位置にするという療法です。このエレベーションのポイントは心臓の位置になります。なぜ心臓よりも高い位置にする必要があるのか理由はもちろんあります。
理由としては無駄な内出血や患部の腫れや炎症を抑える為です。心臓よりも下の位置にあると血液はもちろん患部に流れていきます。そのため内出血や炎症がさらに起きてしまう可能性があります。
なのでしっかりと患部を冷やして、炎症などを最小限に抑えましょう。
ライス療法の重要性
先ほど解説したライス療法は、ケガを治すものではなく、ケガを最小限で抑えるための応急処置です。私はこれを知らないでそのまま放置して病院へ行ったことがあります。その時は顧問の先生はいない状態で、副顧問の新米先生しかいませんでした。
副顧問からそのままでいなさいと言われそのままでいて、病院へ行った結果医師からはなんでそのままにしてたのと怒られました。医師からは副顧問の先生は失格だねとも言って私と副顧問は怒られました。
私のケガの結果は靭帯の部分断裂で酷く患部は腫れ上がってしまいました。ケガが大きいということもありましたが、私は数ヶ月歩くことができずスポーツなんてものは全然できない状態になってしまったことがあります。
あなたは私のようにならないよう、しっかりとケガをしてしまった時はこのライス療法を行なってケガを最小限に抑えるようにしましょう。
ケガをしてしまった後のリハビリについて
ケガをしてしまったらしっかりと安静にしたり、リハビリをすることが大切になります。起きてしまったことは仕方がないです。次回起きないように気をつけると前向きに頑張って意識を持ちましょう。
ではケガをしてしまった後の過ごし方や復帰の仕方についても解説していこうと思います。これは私の経験談をもとに解説をしていくのでぜひチェックしてください。
まずは絶対安静にする
まず、やるべきことは一つです。絶対安静にすることです。ケガをした状態でトレーニングを行なっても全くもって意味がありません。もちろんケガの患部を全く使用しないトレーニングなら意味はあるので、できるトレーニングならしましょう。
ケガをしたのに怪我した患部をトレーニングしてもケガが悪化するだけです。私は靭帯の部分断裂をしたときはトレーニングをしたくても歩くことすらできなくなったので座りっぱなしでした。
それでも休むということも大切なトレーニングです。座りっぱなしの私でしたが、その後は歩くこともできるようになっていきました。なので焦らず、まずは休んで英気を養うよにしましょう。
できることからトレーニングを再開する
トレーニングを休んで、段々とケガをした患部が良くなってきたら無理せず小さい負荷のトレーニングから行いましょう。良くなったから良いっていきなりケガの前と同じくらいでトレーニングをしたら最初からやり直しになってしまいます。
私は歩くトレーニングをしてその後はいきなり走るのではなくジョギングをするということを行なっていました。走れるようになってもいきなり走ったりはしませんでした。走れると言っても流して走れるくらいの出力でやっていました。
徐々に走れるようになってもいきなりみんなと合流せずに、女子と同じチームでトレーニングをして出力を上げていったりしました。女子と一緒にトレーニングをしてみんなに中々追いつけない悔しさは正直その時はなかったです。
逆にここまでやっと走れるようになったという喜びしかありませんでした。最初は歩く練習というところから始まったからかもしれません。それくらいのメンタルでいた方が楽だと思います。
ケガをしてしまったら焦らずできることをステップを踏んで行なっていきましょう。私の場合は、
座りっぱなし→歩く→ジョギング→女子とトレーンング→みんなと合流→引退試合で自己ベスト
この流れです。ケガをしてもしっかりと直せば記録や努力は実ります。焦ってしまうと全てが無駄に終わってしまいます。私のように歩くことから始まったとしても記録の更新までつなげることはできる可能性は十分にあるので、焦らないようにしましょう。
ケガをした後はまずは焦らず安静にすること
ケガをしてしまったら仕方がないです。ケガは誰でもします。ケガをした時そこいかに冷静で正しい判断ができ、前向きに頑張れるかがポイントです。ケガをしても私はあなたと一緒に頑張るので諦めず頑張りましょう。
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